ココロセカイ123回目:わたしが英語学習初心者にココセカを勧める理由。



Q:なぜ?
A:ソシャゲシステムは繰り返し学習と相性が良いから(´・ω・`)

今回の日記はめちゃめちゃ長いので、結論だけ見たければ以下メニューの「要するに」をクリックしてくださいな。

○まえおき

○ココセカのメリット

○他ゲームとの比較

○要するに


ココセカ日記一覧はこちら↓

ココロセカイ日記一覧




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まえおき


どこぞの誰かが言ってました。

「片言でも英語を話せるようになるまでは、ひたすら単語を覚えて語彙を増やすのが近道だ」

と。


別の方ですがこういう話もあります。

「記憶の定着化には繰り返し学習が効果的」



さて。

わたしは今、意識して単語の勉強をしようと思い、ココセカに比重をおいてプレイしています。


正直なところココセカは簡単すぎる単語なんかも多く、不意に日常まったく使う機会が無いであろう英単語も出て、学習効果があるのか疑問に思うところもあります。

これも「学習レベル&ジャンルがステージ毎で固定」なシステムに依る弊害ですが。

ただそれも悪いとも言い切れないとも思っています。




既に英語レベルの高い方にとっては物足りない、かたや学習途中の方にしたら非効率な学習になり敬遠しがち。

それがココセカの英語学習レベルです。



実際に英語学習レベルが高い方が「勉強にならないから」と辞めていったのを知っています。


たしかにそうでしょう。

文法は学べない、ゲーム要素のために簡単すぎる問題を繰り返し解かなければいけない。

それじゃこれっぽっちも勉強になりませんしね。



学習途中ですが意欲の高い方も「勉強にならないから」と辞めていったのを知っています。


たしかにそうでしょう。

学生さんならその学年で教えるレベルに合う英語を、社会人でも英検なりTOEICなりのレベルに合わせた効率良い学習方法が他にたくさんあります。

やる気があるのに非効率な勉強を続けるのは苦痛でしか無いでしょう。






かたやわたしは英語学習レベルは低いほう、昨年受けたTOEICでは350点しかとれなかった程度です。

学習意欲が無いわけではありません、それどころかそこそこ高い方だと自分では思っています。


でもあえてココセカ。

ある意味消去法でもあるのですが、「たった今」はココセカが一番合ってると思っています。


なぜそう思うのか?といった所をちょっと考えてみました。

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ココセカをやるメリット


英語学習初心者にココセカを勧めるにあたってまず出るのが、

「ゲームだからとっつきやすい、継続できる」

「遊びながら学べる」

「絵柄やUIなどが優れている、ボイス付きなど」


といった文言が最初に出てきます。


たしかにそれらはメリットだと思います。


黙々と勉強を続けれる自信は無いけどゲームとしてならできるかも。

遊びなら何回やっても楽しいし、それが学習になるなら最高だ。

そりゃ絵柄は良い方がいいし、ボイスあれば好きな人は入りやすい。



とはいえ、実際にはその「ゲーム」が学習の足を引っ張ってるところもあるとも言えます。


ゲームだからとっつき易いけど、中身がソシャゲなのでゲーム要素が薄いのでいわゆるゲーム自体を売りにしてるゲームと比較できるレベルでは無い。

遊びながら学習と言えば聞こえはいいけど、遊びつくす&学習しつくす為には学習と無関係なゲームという名の単純作業を繰り返さないといけない。

絵柄やボイスなどは始める切っ掛けには最適だけど、その為にガチャ等に代表される課金要素の比率が大きくなりがちで費用対効果を言えば他英語学習アプリには到底及ばない。




これらはすべて、と言うと語弊があるかもしれませんが、ベースがいわゆる「ソシャゲ」な事に起因すると思っています。


ソシャゲと聞いて何を思い浮かべますか?

パズドラ、モンスト、その他そういったゲームですね。


それらは基本の「売り」になるシステムを1本、パズドラならパズル、モンストなら引っ張りハンティング、といったものにしぼり、それ以外は極力排除したシステムです。

その「売り」をどうやって繰り返し遊んでもらうか、いつまでも楽しんで貰えるようにするか、そこに集約されます。


当然細かい工夫は各社いろいろしてるので、それ一言で片付けるには語弊がありますが。でもまあそういうイメージでいいでしょう。

その「売り」が、ココセカでは「英語クイズ」になるわけです。



言い換えれば、売りになる英語クイズ以外のゲーム要素はそれを引き立てる為のものになる。

英語クイズを引き立てつつゲームとして遊ばせる、それこそが運営さんの手腕でもあるわけですが、一朝一夕にはなしえない話ですね。


少しづつアプデを繰り返し良いゲームにはなってきていますが、まだゲーム要素としてはコンテンツ、バランスともに物足りない所もあります。

そうすると、ゲームとして長く遊んでもらうための部分、ソシャゲとしての繰り返し作業などが英語学習の足かせになってくるわけです。






ただ、そのソシャゲとしての「売り」を引き立てるためのコンテンツが一概に悪いか?というと、こと「英語クイズ」が売りのココセカにとってはメリットになりうるとも思っています。



ソシャゲは繰り返し遊んでもらう為のコンテンツ追加が早い、そしてそれに関連するいわゆる「ミッション」や「キャラ&武器等の収集要素」も多いのが特徴です。


手に入れれば強くなる、そしてその強くなるための目標値が明確、というのは、どうしても途中で挫けがちな「繰り返し学習」にはとても効果的です。

短期目標が明確なので、まずそこまではやろう、といった感覚でがんばることができます。


この短期目標が無いと加減が判らずに、やる気がある人はペースを上げすぎて疲れてしまうし、やる気が落ちている人は努力が可視化できないことで諦めてしまいます。

いわゆるソシャゲというものは、プレイヤーに継続してプレイしてもらう事が売上に直結することから、この短期目標設定の仕方が上手なのが特徴です。

それにそのまま乗っかるだけで、気づいたらこんなにも問題数を解いていた、となり、英語学習でいちばんツラい繰り返し学習による定着化ができるわけです。




それにソシャゲのソーシャルゲームたる所以、ソーシャル部分でも学習の継続が見込めます。


ギルドシステムやレイド戦など、他プレイヤーと協力することでのメリットがある作りになっています。

そしてそのメリットを受けるためにはゲーム内チャット、Lobiやツイッター等のSNS、攻略サイトの掲示板等を活用して他プレイヤーと交流を図る必要があります。


その交流が、同じレベルの英語学習者との交流に直結し、たとえばゲーム内の悪問の愚痴を言う、といった他愛の無い会話だとしても「仲間がいる」意識を持つことができます。

それがそのまま、たとえば「仲間のためにがんばろう」→レイドで問題数を多く解いていた、といった繰り返し学習につながるわけです。




ただ、いくら繰り返し学習した所で「学習レベル&ジャンルがステージ毎で固定」なので、場合によっては簡単すぎる問題を延々と解くはめになり飽きもくるし嫌にもなろうってものですが。


そこにきてソシャゲのもう一つの特徴、「課金で大抵はなんとかなる」です。


簡単な問題ばかり出題されるステージは最序盤や経験値稼ぎなどの簡単なステージが主です。

そういったステージの周回数を減らしたり効率良く早く終わらせるためのガチャによるキャラ&武器資産の充実やVIPシステムによるドロップ率アップ等。
素材などは場合によっては直接購入も有りです。

そういったシステムを活用することで自分の適正レベルの問題を解くことに集中できます。



「なんだ課金かよ」という意見をお持ちの方もいるかもしれませんが。


結局のところ、どの手段どの手法を使っても学習にはお金がかかります。
参考書1冊、ノート1冊買うにもお金は必要です。


ソシャゲにおける課金は要するに、「お金で時間や便利を買う」に集約されています。

直接知識の元を買うか、無償で配布されている知識を効率良く集めるために使うか、その違いなだけです。


お金を使うのが正しい、という意見は極端ですが、投資すればその分効率が上がるのは英語学習に限らずどんな事でも同じです。





でも今どき大抵のものはお金をかけなくてもネット上に大量に転がっています。

別にココセカでなくても「ゲームで英語学習」はできますし、もし気になるのならよりお金のかからない方を選べばいいだけです。



そこらへんを次項で話していきましょう。

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他同種ゲームとの比較


ココセカ以外の、わたしが知っているかぎりの「ゲームで英語学習」アプリを3つ簡単に紹介。

話の流れ上、これ以下各アプリのマイナス要素を数多く書きますが、それはあくまでも前述のココセカと比較した際の「単語の繰り返し学習に強いかどうか」という側面から見たものです。

文字数に際限がなくなるのもありますし簡単にしか書けていませんが、それぞれ良い点はたくさんある事をご理解願います。


英語物語


問題数が豊富で問題の質も高く、英語学習メインであればこれ一択な性能。
良い点を上げればキリがないほどで、ぶっちゃけこれだけやってればいいってくらい。

あまりの課金要素の薄さ&配布量の多さに、プレイヤー側が運営側に「課金しとこうか?」って話が出るという稀有なゲームでもあります。



ゲームとして見ると、形態はいわゆるソシャゲだけど一般的にイメージする「ソレ」と比べて課金要素があまりに薄いのが特徴です。

協力モードや対戦モードがあり、他プレイヤーとの交流要素もあります。

ゲーム要素として見ると薄い方だが、一部ステージでは「限定されたキャラのみ使用可」で、どう敵を倒す編成や方法を考えるか、といったパズル要素も。



ただ、いわゆるソシャゲと比べて、ミッションや武器集めなどの「繰り返しプレイしてもらう」為の工夫が薄いのがデメリット。

いわゆるココセカで言うところのキャラ&武器集め要素の目標値と達成後の効果が比較的見えづらい、というものです。

英語学習のモチベが高いうちは全く問題無いが、学習量に対して成果が見えづらく挫けやすい時期にはプレイがおっくうになることも。

「このステージのキャラを集めたいのでそのために他のキャラを先に集めて編成や手順を考えて~」といったパズル要素も、ゲームのコンテンツのしては良いが学習面にはマイナスです。


それと気になるのが、ゲームシステム上しかたないとはいえ「誤答によるデメリットが大きい」のも問題。

初心者のとっつき易さを削ぐのもそうだし、やる気が落ちてる時などはプレイすら敬遠するかもしれない。

繰り返し学習に有効な協力&対戦プレイも、画面の向こうに人がいるからこそ誤答が許されなくなる事から、活かしきれません。


あとなにげに学習範囲を自分で選択できるのも良くもあり悪くもあり。

やる気は無いけどキャラは欲しい、とりあえずクリアしたい、といった事なら、英語レベルを最低にして巡回だけすれば良いので、繰り返し学習ができる機会を自分で潰せてしまえるとも言えます。

やる気がある時は覚えたい範囲の単語や文法をガツガツやれるので効率が上がりますが、ともすればオーバーワークになり長続きしません。



つまり。

やる気があり自分を律することができる状態での学習効果は最高だと思いますが、特にやる気が落ちてる時にどれだけ継続できるかが重要な繰り返し学習という側面では、ココセカに一歩譲る印象です。


鬼桃語り


ソシャゲベースのゲーム。前述のココセカや英語物語とは戦闘システムが少し異なりますが大枠では同じです。
出題の文法比率が高く、「単語並べ替え」がある&オンリーワンな「発音」があるのが特徴な、個人的にとても応援したいゲーム。

「発音」に至っては無料で自動採点まで付いており、ここまでのクオリティで文章の発音練習ができるアプリは(ゲーム形式では無いものも含め)英語学習アプリ全体を見てもほぼありません。

内容は学習よりも実用フレーズに寄っており、それぞれジャンル分けが明確で覚えたい所を集中してやれるのもポイントです。



ただ、純粋にゲーム要素が足を引っ張っているのが残念なところ。

1戦闘1行動のテンポが悪く、ゲームとして付随する収集要素などもカブり救済が無かったり、そもそもキャラ&武器一覧画面が重い上に合成などが面倒だったり。

繰り返し学習する上で、「重い」「余分な作業が手間」は致命的です。


繰り返しのためのミッション報酬や武器集め、強化などの工夫もあり内容的には問題無いレベルと思いますが、ただそれが「見えづらい」「(上記不便のせいで)おっくうになる」という所も厳しい。


一人プレイ専門なので他者には迷惑はかかりませんが、ゲームシステム上1回の誤答によるマイナスが大きいのもデメリットですね。


それにそもそも論として、文章問題がメインなので単語の学習には向きません。

「発音」を活かして、他ゲームでは学習法としては「読む」しかできないところを「言う」を併用できる点は大きなメリットですが、単純な単語問題の充実があってこそです。



なので。

まずココセカなり英語物語なりで基礎力をつけた上で自己のレベルアップのために横移動して鬼桃語りに来る、というのが正しい使い方に見えます。


コロキュアル


これは今現在プレイしていないので、リリース当時の印象だけですが。

ゲームシステムや特徴は、いわゆる乙女ゲーADVなものを想像して頂ければ。
タスク管理やミッションなども乙女ゲーのものを踏襲しており、問題無いレベル。

最大のメリットは「イケメンキャラフルボイスで声優が実際に英語を話してくれる」です。
一部の人にとってはプレイするきっかけとしてこれ以上の強みはありません。


とはいえ「声優フルボイス」なので高コスト体質に見えました。

間口を広くとるためかガチャ大量課金必須というほど厳しくは見えませんでしたが、その分だけ問題数や悪問の訂正など、肝心の学習コンテンツ側にしわ寄せが行っている印象。


それにプレイヤーとキャラとの会話が重視されるADVというジャンルな事もあり、シナリオの流れで出題する必要がある事から、プレイヤー個々の英語レベルに対応して学習の段階を踏ませる等がしづらいシステムです。

単語を勉強したいのに知らない文法の文章やマイナーな単語がいきなり出てくる、といったことも。



実際のところ。

唯一のADVということもあり、他ゲームとは違う切り口から勉強できるゲームです。

問題数や学習の流れが充実すれば良いゲームに化ける可能性はありますが、成熟を待つのが良いかなという印象ですね。

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要するに


長々と書きましたが、言いたいことは以下です。




英語初心者はまず知ってる単語を増やすとこから

→増やすには繰り返し学習が必要で、ソシャゲシステムと相性が良い

→最もソシャゲシステムに準じているのがココセカ





厳しい言い方ですが、結局のところ、どんなに良いものを作ってもプレイしてもらわなければ無いのと一緒です。


他「英語×ゲーム」もすべて良いところはありますし、わたし達がゲームできるのはひとえに各運営さん達の努力のたまものです。

ただ、他ゲームが「英語学習」に力を入れている分、ココセカは他と比較して「継続してプレイしてもらう」方に比重が傾いている、というだけの話でもあります。


こればっかりはどちらが良いか悪いかの話では無く、運営方針の話ですね。


特に英語学習初心者は、「まず英語に触れる機会を増やすこと」「継続すること」この2点が重要だと個人的には思っています。

それに一番合うのがココセカ、というだけです。




逆に、初心者卒業して物足りなくなったら、他ゲームに移ればいいだけですしね。

別にゲームとしてココセカを気に入ったなら掛け持ちすればいいだけですし。





という理由より、英語学習初心者にはココセカをオススメします。

異論はみとめますん(´・ω・`)




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