【雑記】ソシャゲのバランス調整で毎回出る苦情のたぐいは必要?






なんとなく語りたい気分だったので書いたってだけのシロモノ。
せっかく書いたから公開したってだけで、ムダに長文な上に自分でも思うくらい中身スッカスカだから読まんでいい(´・ω・`)









スマホゲームやってるとさ、定期的に来るバランス調整。

ソシャゲっていう形態もあって明らかなナーフが来る事はあまり無く、大抵はアプデに伴う新キャラ追加でそれが強すぎるとかそういう形で来るんだけど。

で、それに伴って出る「壊れだ」「客が逃げるぞ」「課金して強キャラゲットしたのに弱くなった訴訟」的な意見。










・・・若いな。









と、まあ、出だしから煽ってみたんだけど。

まあヒマな時でいいから、もうちょっと聞いてきなよ。




最初に誤解しないでほしいけど、意見はあるべきだ。
色々な意見があるべきだし、言論弾圧するつもりは無い。

そう思ったならツレとの会話やSNSなどで自分の思った事を言うのは良い事だ。
苦情のはけ口は必要だし、他人に聞いてもらうことで落ち着いたり、別の解釈に気づけるかもしれな。



「いちばん悪い」のは、思っても言わない事だ。




言えば、それが合ってればいろんな人が同調してくれて合ってる事を再確認できる。

間違ってれば同調が無い、もしくは表面上は同調されても流されてる事に気づけて自分の考えを見直すチャンスにもなる。

なにより「言う」事で自分の考えを再認識することができる。



言わなければそれらを放棄する、つまり自分の成長のチャンスをそこで止めてしまう事になるのだから。









話がそれた。




そもそもなぜそういう事が起きるか。


そりゃスマホゲーム、とりわけソシャゲに関しては購買意欲を煽らないと売上が立たない、イコール運営できない。

だから課金したい!と思わせる何かを定期的に投入しなきゃいけない。


カードゲームなら旧カードはレギュレーション落ちさせるとかができるし、学習など別要素がメインのゲームならそっち方面を快適にする方で課金するよう誘導できる。

でもRPG要素が売りなゲームは特に、どこかのタイミングで現環境を脅かすバランスブレイカーを投入せざるをえない。


そりゃ苦情を貰いたいゲーム会社なんてあるハズはないし、できるだけ色違いやら属性違い、レアリティ違いの上位互換なんかで済ますだろうけど。

でもそれだけじゃ限界があるし、最初に言った「購買意欲をそそる」には弱い。

なので定期的に「うわ強っ!これ欲しい!」っていう要素を投入し、そこからその要素を軸に対抗するキャラなりスキルなり別バージョンなりを投入して、元よりも1段階上のレベルで平準化させるように動く。


いわゆるインフレだね。


性急にインフレを進めるとついて行けない客が逃げるし、緩やかすぎると売上が立たない。

ゲーム会社にとったら必ずついて回る頭が痛い問題だと思うよ。










でもそんな事はうちらプレイヤーにとったら知ったこっちゃ無いわけで。

インフレの量によって、それに受け取るプレイヤーのプレイ時間や課金額に応じて苦情の出る量は違うけど。


でも苦情を言いたくなったら、それは紛れもない今その時のあなたの意見だ。

言いたくなったら言うべきだよ。別に誰に遠慮することもない。







ただ、言った後でいいからちょっと考えてみて。


なんでその苦情が出たの?





ゲームが純粋につまらなくなった?

ゲームをゲームとして考えているなら、今どきスマホゲームなんて他にもいくらでもある。
文句があるなら別ゲームに移ればいいだけだ。


今までの課金で強くなってマウントを取れたのが、インフレでマウント取れなくなったから不満かい?

それはあくまでも「今までマウントを取る為に今までした課金」であって、将来ずっとマウントが取れる事を確約したものでは無いよね。
そこを理解していないならそもそもスマホゲームに向いてない、コンシューマーに行きなよ。


気に入ったゲームが衰退しそうだから不安?

それを一番不安に思ってるのは当のゲーム会社そのものだ。絶対悪いようにはしないよ。
その不安は運営さんに預けて、うちらは初心者支援やネットワークの拡充など出来る事をしてサポートしようや。


気に入った「個人」がゲーム離れしちゃわないか心配?

それは人それぞれだ。ゲームに費やせる時間も課金額も、そのゲームに対する「思い」も。
そこはどうなろうと受け入れるべきだし、仲がいいならそれこそそのゲーム以外でも今後も繋がりは切れないよ。


楽しかったはずが楽しくなくなっていく(と思われる)のを体感するのがツラい?

そりゃツラいな、ツラいよ。でもゲームに限らず「変化」しないものは等しく衰退するものだ。
変化には順応すべきだし、誤った変化だと思ったなら直訴なりすればいい。票が多いほど、運営さんがユーザーフレンドリーであるほど聞いてくれる可能性はあるぞ。


苦情を言う事で「私はこんなにこのゲームの事を考えているんだぞ」アピールをしたい?

・・・そーいうのは帰ってママにでも聞いてもらえ。





よーするに、大概の苦情は「掘り下げて」考えれば結論が出てくる、って事を言いたかった。

じゃあ苦情言う事自体が必要無いんじゃない?
受け入れるしか無いって現実は非情じゃね?




・・・って、それが全てとは思わないけどね。


先にも言ったけど、「言う」事、そして言った事で議論がおこる事、その行為によって主に自分にとって「良い」事があるとは思うし。

何度も言うが、意見や苦情は思ったなら言うべきだ。


でも、それで議論がある事は良い事だけど、それは「良い」「悪い」を決めるものじゃないって事は忘れないようにしないと。

議論はあくまでも違う意見がある事を認識する、そして複数の意見の中から最善の案を導きだす、という所に終着点を定めないと。


絶対に「自分の意見が正しいんだ!」って他人を言い伏せて優越感を得るような使い方はしちゃいけない。





ゲームってのは運営会社で相当練ってバランス調整をしてきてるのはそりゃ当然だろうけど、あくまで一つの方向から見た施策だ。
第三者からの視点ってのは入りづらい。

もしプレイヤー側で議論をするのであれば、その「第三者の意見」を目指すのが良いんじゃなかろうか。


運営さんは「これだからバランス調整はコレで間違い無い」って言ってるところに、「違う見方をするとアレの方が良い」ってのを感情論でなく建設的に提案できる所までいけば成功かな。

企業だって、国会や内閣だって、小さい所で言えば保育園の保護者会にだって第三者の意見を取り入れるしくみがある。
そういう所を担う事ができるのが理想よね。


まあ実際は運営方針や経営状態、人口の増減など、判断に必要な情報がプレイヤー側にはほぼ無いわけだから、理想論でしか無いんだけどさ。






なので、思った事を意見する、苦情を言う事自体は良い事だけど、それはそれとして。

その意見によって既に起こったバランス調整自体が覆る事はごくごく稀だ、って事。




じゃあそれでケンカするのってバカらしくない?









とまあ冷たい事言ったけど、わたしだって言いたい事はあるさ。


2~3年ほど前までは普通のソシャゲやってたクチだけど、前にやってたゲーム、その前々、そのさらに前と、3代にわたってわたしが本腰入れて始めたゲームがことごとく途中で切れちゃうような終わり方しちゃってるしね。

言いたい事を言いまくった時もあったし、思っててもなぁんも言わなかった時もあるし。


そういう気持ち自体は痛いほどわかるよ。







では、バランス調整に直面した時に、自分は何を言うべきか。






結論を言うと、「言いたい事言えばいいんじゃね?」。









・・・っとだけ書くと無責任だな。


人それぞれ今までの経験も違うし状況だって違う。
その場その時で言いたい事も違うはず。だから意見の相違が生まれて衝突がおこる。

でも言おうと思った理由が義憤にせよ、無邪気にただ発言したにせよ、個人的な思惑にせよ、いずれにしても共通する事は、それによって自分の経験になる、って事。


叩かれれば反省する機会を得る、賛成反対関係無く議論として良い方向に進めば相手との関係がより強くなる。



結論がどうあれ、過程としての「発言」と「議論」は自分の為になる。

叩かれる事を恐れてると、せっかくの自身の成長の機会を失うことにもなるさ。
人間失敗した数がものを言うもんだぜ。



まあ、「避難所」としてSNSを使ってる人もいるし、そういう人にまでムリに発言しろって言うつもりは一切無いけどさ。

そこはリアルなり別SNSなりで使い分けるのがいいか。





なんにせよ、自分が何故その発言をしたいのか、すべきと思ったのかの「軸」さえしっかりしてれば誰が何を発言しても良いと思う。



「軸」が何かワカラナイ、だって?



そういう時は一度自分の考えを「掘りさげて」みるといいよ。

なぜそう思ったのか?を「なぜ」を延々と繰り返して真の原因を探る手法、その名の通りナゼナゼ分析なんて名前だったりするけど。


例えば、

ガチャキャラ○○強すぎでダメだ
→なぜダメ?→客離れおこすやろ
→なぜ客離れがするん?→無課金は手にはいらん人多くて他ゲームに逃げるって
→なぜ他ゲームにいくのがダメ?→無課金微課金いないと衰退するやん
→なぜ衰退?→無課金は課金予備軍&広告塔だ
→なぜ予備軍&広告塔と言えるの?→過去の他の色んなゲームの実績から。


って感じで、なぜ?が続かなくなるまで続けてくと「何のために自分がその発言をしたかったか?」が出てくるわけよ。

上の例でいくと、○○が強くてダメだってのは無課金を守りたいってのが根底にあるわけよね。


そこで課金者に優遇して売上を上げる方針がいいか、無課金者を守って裾野を広げるのが時期的に良いか、っていう議論の方向性になる。

売上や人口推移などのバックデータがあると、ここから更に議論を深めれるんだけどね・・・




こういった考え方は今回のこの話に限らず、自分や他人の深層心理を探ったり、物理的な問題が起こった時の原因究明に使ったり、色々応用効くから知ってて損は無いと思うよ。




まあ一番良いのは、今までの経験や学習で「軸」ができてて、こんな解析しなくても自然と「軸」のある発言ができる人が最強なんだけどさ。



そうは言っても最初っからそんな事できる人なんてほぼ居ないよ。

まあ気がむいた時でいいからちょっと自分の色んな事を「掘って」みると面白いかもよ。











そんなわけで。


ゲーム云々はあくまでもきっかけ、自分自身の為にも苦情だろうが何だろうが思った事は言ってみるってのが良いと思う次第で。

それで叩かれようが他人を不快にしようが、失敗を恐れてたら成長はできんよ、って事で。

失敗したら謝りゃいいのよ。
自分の非がわかった時点でいいからちゃんと謝れば、大概の人は許してくれるよ。












とまあ色々書いといて何だけど。


わたしはそうやって「堀った」上で「この手の議題には極力発言しない」って結論になったんですけどね



これだけの長文を書いた本人が内容を全否定っていうね(´・ω・`)





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