最大15対15、1人につき最大4体パーティで出撃可、3分で終わる、課金で差がつきづらい、って辺りが特徴。
特に多人数同時、短時間で終わるってのは「スマホのゲーム」ってのをすごい意識した作りに思える。
その弊害で、操作の反応が悪い、初心者には何やってるか分からんうちに終わる、なんて懸念点も。
楽しめるが、がっつりMOBA好きにも初心者にも敬遠されそうな印象。その中間層かつ手軽さを求める層をどこまで取り込めるかに今後がかかってそうに思える。
個人的おすすめ度:
★★★☆☆ この手のゲームで短時間で終わるのはマル。
---お約束・おことわり---
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---おことわりここまで---
というわけでやってみた。
◯システム
MOBA。ざっくりで言うと多対多の陣取り合戦でポイント稼いだチームが勝ち。
有名どころで言うと、PCだけどe-sportsの代名詞たるリーグオブレジェンドとか。
スマホゲームで言うと、ヒーロー・オブ・オーダー&カオスとか。
上記の2種のようなゲームにプラスして「3分縛り」「ユニットが4体までのパーティ組んで出撃」ってシステムが追加されたものって感じ。
ゲーセンのロードオブヴァーミリオンを知ってれば、あれのスマホ版&多対多システムってのが一番しっくりくるか。
なんにせよ、自軍施設を守りつつ敵施設を落としたり敵撃破したりしてポイントを稼ぎ、多かった方が勝ちなゲーム。
スタミナフリーで対戦モードがメインコンテンツ。対戦は常設の対戦、縛りがある降臨、ルーム作成を確認。
それ以外にもキャラ紹介と使い方説明兼用なシナリオモード有り。
ユニットはポイントで開放&ポイント入手は時間と対戦ランク、ユニット強化はガチャで素材入手だがガチャ石は対戦勝利報酬。
やった時間に応じて自軍が強化されるシステム。
なので。
ここ数年の主流であるガチャシステムとは違うアプローチのゲームと言える。
◯戦闘
開始前に、確定枠1体+他14体上限の自軍編成をしておく。(シナリオのみ専用の編成が使われる)
開始すると画面下部にうち確定1体+ランダム3体が表示された状態でスタート。
時間経過や設備占拠で入手できる出撃ポイントを払ってユニットを出撃させて移動、占拠、攻撃、スキル使用等を行う。
ユニット出撃は画面下部表示の4体まで同時出撃可で、倒されると自動で出撃待ち状態の控えと入れ替わる。どれが出るかはランダム。
同時出撃数が多いほど、索敵範囲(敵を見ることができる範囲)が広い、同時攻撃できスキルもその分使える、施設占拠が早くなる、など、当然有利なのでできるだけ早く4体出撃させたい。
ただ、ユニットにはそれぞれコストの概念があり、コストが高いユニットほど強いがそればかり入れたら4体揃うまで時間がかかるし、低コストばかりだと4体揃うのは早いが戦闘で簡単に潰されたり。
どのコストバランスでどのスキルコンボを狙ってどいつを入れておくか?っていう編成の楽しみがある。
とはいえ出撃順がランダムなので、カードゲームでおこる引きの良し悪しのようなものが存在してしまい、結果、強い人がただ強いって状況になりづらくしているとも言えるし編成の楽しみを薄れさせてるとも言える状態になっている。
そんな感じの自ユニットを操りつつ、ポイント稼ぎに奔走する。
主な稼ぎは、自軍設備占拠状態維持、敵設備占拠、敵討伐、補助&回復ばらまき等。
設備は、回復拠点になる魔法陣、出撃ポイントが入るクリスタル、スタート地点になる絶対破壊されない本拠地、その他マップ固有攻撃設備。
多対多が基本のゲームなので一人で特攻しても袋叩きにあうので、味方と連携して、というよりも味方の動きを読んで共闘できるように動くのがポイント。
状況に応じて敵施設奪いに特攻してみたり、前線構築されたなら前線維持のタンク的役割やスキルによるサポート役をやってみたり、一旦引いてる敵を遊撃してみたり。
ただまあ口で言うのは簡単だけど。
戦闘時間が3分と短いせいだろうけどマップが狭くポイントにみんな集中して殴り合いになりがち。
全体マップが設備位置しか見えないし索敵範囲が狭いし、なによりスマホなので1画面に表示される範囲が狭くて遊撃しづらかったり。
本拠地が絶対壊せない仕様な上に一人では施設を落とすのに時間がかかりすぎる、マップが狭く迂回路が少ない、さらに味方同士の意思疎通手段が乏しいこともあって、本拠地強襲なんていう選択肢が実質無いのも痛い。
伏兵やるにも通路が狭くて身を潜める所が無いわ。
てことで最前線でがっつんがっつんやるゲームになってしまっている、ように見える。
わたしがそこまでやり込めて無いだけで、そういう大きな枠での駆け引きが他にあるのかも知れんけどね。
ああそれに、3分の弊害としてもう一つ、対戦入ったら残り30秒弱の所に放り込まれて何もできずに討伐ポイントだけ献上して終わっちゃった、なんてこともあるので注意。
まあシステム上仕方ないか。そん時は即リトライして初めから参戦しよう。
あとは個々の戦闘の細かい話。ていうかこれ重要。
ユニットは一番近い敵を自動で殴るので、弱ってる敵を直接殴れるように微妙な位置調整が欲しかったり、戦闘中はユニット召喚できないので一旦離脱して召喚して戻ってとか、スキルもタイミング図ったり、わざと敵をおびきよせて逃げうって味方が多いとこまで連れてくるとか、やればやるほど細かい操作をしたくなる状況が増えるんだけど。
タッチで移動場所指定で自動移動だし、何よりラグのせいで移動もスキルタッチも召喚も全て、タップ後に反応するまでに0.5~1秒(体感)くらいかかる。
画質等を落とせばマシにはなるが、これはこの手のゲームで致命的じゃないか?
◯ユニット
前述の通り入手はポイント消費でスキルツリー的なものを順次開放させていくタイプ。
なのでキャラガチャは無いし、リセマラなんて一切関係無い。
そもそもプレイヤーデータが完全サーバー保管らしく、公式FAQがアプリ消してもデータ残るし連携アカウントでないとゲームできないって明言してる。
スキルツリー的なものなので、このキャラ欲しい!ってのをある程度好きな順番で入手できるのは嬉しい。
強化は種族(図鑑で見れる)別で設定された専用アイテムが必要。
入手方法は対戦勝利報酬を消費してガチャ。
ここはガチャなので運の良し悪しで差がつくし、課金でも買える?ので時短ポイントにもなる。
強化はステータスアップでは無く、キャラごとに設定されたいわゆるパッシブスキルを一つ増やすって形。
増やすのも毎回2択でどっち方面に強いキャラにするか選択できるようになっている。
ちなみにキャラ入手の時に稀にEXパッシブスキル(正式名称忘れた)が付くこともある。
そもそも必要ユニット数が多いゲームなので、1体2体強化した所でそこまで差はつかないが、地道に続けてれば総合力で大きく差がつくシステムとも言える。
◯コメント
なんにせよ「3分で終わる」のが一番のメリット。大きなアドバンテージ。
大抵のMOBAは1試合10分~が当たり前って印象だったけど、これはもうサクッと終われる。
スマホでゲームするメリットである「手軽さ」「多人数同時プレイ」を入れつつ、スマホでゲームする層の傾向である「短い合間時間で」「どこでも」ゲームするのにも向いた作り。
全世界同時展開だけあって絵柄は洋物然としてるけど、綺麗で好感が持てる。
手軽にMOBAの雰囲気を味わうにはもってこいのゲームだと思います。
MOBAの厳しさも手軽に味わえちゃうけどね。
そもそもこのジャンル、初心者には厳しい。
始めたはいいものの何やったらいいか、どう動いたらいいかがわからず気づいたら終わってたって事ばかりになるはず。
他ゲームのように知り合いでパーティ組む前提でスカイプ通話とかしながらやるってゲームでも無いので、その場その場で自分の役割を判断して、かつ敵よりも味方の動きを「読んで」動かなきゃ思うようにポイント稼げんし勝ちに貢献できない。
そもそも対戦の前の編成の時点でどんな方針でどうユニット選定したらいいかが分からんときたもんだ。
そこら辺のコツが判るまでは勝っても負けてもポイント最低ランクで苦渋をなめ続けなきゃいかん。
それで身をもって覚えてやっとスタートライン。
わたしもこのジャンルはほぼ初心者。今まさに苦渋をなめ続けてる真っ最中。
ロードオブヴァーミリオンとかと違って一人で完結しないから余計複雑に感じるわ。
上級者にしたって編成したユニットの出る順番がランダムだったり意思疎通の問題だったりで思うように動けないはず。
上の方でも書いたけど、そもそもが3分縛りのせいでマップが狭いので、実質最前線でがっつんがっつんやるのが最適解になりそうな感じはいただけないんじゃなかろうか。
それにそれ以上に、反応速度が悪いのが致命的。
思う通りに動かせなければ戦略も戦術もクソも無い。それこそ強キャラ強スキルでがっつんがっつんやるしか無いじゃん。
あとこりゃ仕方ない話だけど、通信量と電池消費量、発熱量あたり。あと推奨Androidバージョンの高さとか。
まあゲームは日増しにクオリティ上がってくわけだし、避けられない道かもね。
先日のシャドウバースといいこれといい、ここ最近になってこの手のガチャ集金システムでは無いゲームが出始めてきてるね。
それこそe-sportsとまでは言わんにしても、賞金が出るような大会のエントリーとして使えそうなゲームが。
これはあれか。
2~3年前にe-sportsがテレビとかのメディアで取りざたされ始めた頃に企画がスタートして今リリースって感じか。
全世界展開なこともあるし、そういう方を狙ってるゲームかこれも。
でもその割にはごちゃごちゃ感とか反応速度とか、普通に遊ぶ分にはまあイケるけど大会で優劣つけるには耐えれない気がするんだけどな。
難しい事はわかんないけど、それこそ上で書いた通り入門用としてこのジャンルの雰囲気を味わうには良いんじゃないかな(´・ω・`)
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