【雑記】コロキュアルが出るってわかった時に思ったこと。




タイトルにコロキュアルってあるけど中身にコロキュアル成分はゼロです(´・ω・`)

あと言うまでもないと思うが、いつものことで上から下まですべて妄想だからね(´・ω・`)






ゲームアプリ市場っていう、おぉーっきな海があるのよ。

海の幸や海洋資源にとても恵まれていて、周辺の大陸や島々に住む人々の生活を潤してくれている海。


当然そこには色んな人達が漁をしたり、海洋資源を掘ったり、それらを輸送したり取引したりして暮らしています。

なので大きな会社も多数進出してるし、漁業組合的なものもあるし。

時には船や人単位、企業単位での小競り合いや、場合によっては海賊とかだって出る。






そんな中、その海の学習地域の一部に「英語×ゲーム」っていう入江があって。


その入江周辺は少し入り組んでいた事もあって大型船が入るには効率が悪く、ほとんど手付かずで残されているような場所。

人はいるけど主に子供の遊び場としてちょっとした海水浴場がある程度な所。


魚がいるかどうかはわからないけど「こんなとこに無理して漁に行かなくても他でやるよ」ってなもんで、だれもここで漁をしようとは思わなかった。








5年ほど前に、Fっていう船が「ここは絶対に魚がいっぱいいる!ブルーオーシャンだ!」と言って漁をはじめました。

この船主は会社とは名ばかりのほぼ個人事業、しかも漁どころか船舶免許をとったばかりで漁の経験もほぼ無い。


そんなんだから当然最初は満足に魚も取れず。

でもめげずに続けていくうちに、少しづつだけど魚が取れるようになってきました。



別に特別な事をしたわけではなく、一般的によく知られた漁法で、一般的に良く採れる魚を扱って。

でも真面目に続けるうちに上手くなり、効率も上がり、採った魚の品質も認められて。



このF社は、取れた魚を売ればいいのに、あえて自分の食べる最低限分を残して周囲の住民に配っていました。

元からあった海水浴場に迷惑をかけないように、少しづつだけど漁礁を作ったり堤防を整備したり、市場を作ったり。








そんなこんなで2年ほど細々と運営していたある日、別の船がやってきました。


この船は普通に漁もするけど、主にウニやナマコ、深海魚などを扱うのが得意な船。

人によって好き嫌いが出る、もしくは「食べれば美味しいのに見た目で損してる」といったものを採る仕掛けや漁法に長けていました。


当然あつかうものがそういう系なので、普通のお魚を買いに来た人が「あれ違うわ」って帰ってしまったり、せっかく採ってきても市場で扱ってもらえなかったり。

創業を始めたばかりの頃はとても苦戦し、船主も2回も変わりました。


しかし3年ほどした今は販路を確保し、扱うものに価値を見出してくれた固定客も出来、現在の0社の元で大成功とは言わないまでもそれなりの成果を上げるまでになりました。




さて。

F社とO社は、ともに得意とする獲物が違った事もあり、多少被るところもありはしたけど結果うまいこと棲み分けができていました。

大きなトラブルも無く、お互いに大きく干渉することもなく。







そんな時期が3年ほど続き、もともとは入り組んでいて漁をするには向かなかった入江も整備が進み、だんだんと漁獲量も増えてきて。

そんな頃、また別の船がやってきました。


S社が操業するこの船は、簡単な漁法で大量に採ることに長けていました。

多くの人に安価で大量にお魚を提供できるのが強み。


釣り船を出して釣り好きの客を呼びこんだり、元からある海水浴場に更衣室やシャワールーム、海の家やおしゃれなカフェ通りなどを併設して若い世代を呼び込んだり。




S社が来たことでこの入江周辺地域は一気に発展、多くの人が集まるようになりました。




S社が来たことで、元からいたS社とO社は少し警戒しました。

でも蓋をあけてみたら漁場は少しかぶるにせよ扱うものや漁法も異なる、得意とする魚の種類も違う。

なにより周辺が発展し人が集まることは、この入江全体の活性化になるとして、歓迎することにしました。








そしてつい先日、遠くの方からCという船がやってきました。



その船は、入江の一部に大きく希少価値のある魚が来る事を知って釣りに来たのです。


もともとこの入江にはそんな魚はほぼ来ていなかったのですが、最初にF社が入って以来少しづつ整備したことで海の環境が良くなり、気づいたら来るようになっていたのです。

その魚はF社やO社の漁法では採れず、S社の刺し網などにたまに引っかかる程度で狙って採るには難しい魚。


それを1本釣りするのがC社の得意とする所。

見事に大きな魚を釣り上げました。





F社やO社にしたらもともと採れない魚。

S社は採る気になれば採れただろうけど、今は周辺整備に忙しく、その為に船を改造したり新たな漁法を取り入れるのは今すぐはできないでしょう。




そんなわけで、同じ入江に4社の船がうまい具合に棲み分けができている状態に。







さて、このままいけばこの入江はまだまだ発展するし、海もどんどん肥沃になる。



まだタコやイカを採る船は無いし、カニや貝などを採る人もいない。

なんなら岩場に釣り堀作る会社が来るかもしれない。

海水浴場は整備されたが小さい子供を呼ぶ施設はまだ不十分だね。



そして、入江の外にいる大企業がもしかしたらこの入江に漁に来るようになるかもしれない。







今後の動向が楽しみだわ。













といったわけで。


声優好き女子向けにがっつり振り切ったコロキュアルが先日リリースされたわけですけども。



リリースはつい先日だけど、ゲームって作ろうと思ったって1週間やそこらで完成するもんじゃ無いじゃん?

企画段階から見たら、たぶん2~3年前にはGOがかかってるわけよね。



ゲーム開発って言ったらリリースまで収入ゼロで開発しなきゃいかん上に声優フルボイスな高コスト体質。

その投資&その後のアプデ費用を回収できる見込みがあるからこそGOがかかったわけで。



それを2~3年ほど前の時点で決断した人がいるわけよね。

わたしはこの業界に全く関係無い素人だから平気で「英語×ゲームは売れる!もっと投資するべき!」なんて事も言えちゃうわけだけど。

それを実際にやれるか?って言ったら別の話で。



決断した人にはそれ相応の確信なり裏付けなりがあったって事よね。


実際にコロキュアルはアプリランキング見るに初動でけっこういい成果を出してるようだし。

先見の明なのか、よほど分析が上手いのか、ただのバカなのか。




なんにせよ、言うのとやるのとは大違いだ、そういう決断ができる人ってのはすごいと思うわ。








ただ逆言うと、コロキュアルの運営さんが決断したあたりのタイミングで、その人だけが決断したとは考えづらいよね。


2~3年前っていうと、英語物語がしばらく出て鬼桃がリリース~しばらく運営した辺り。

その頃に「英語×ゲームはイケる!」って思った人は、すでにその時から仕掛けてるわけだから。



ココセカがリリースされたのは半年ちかく前、本来は8ヶ月ほど前にリリースの予定だった。

てことはココセカの運営さんもその当時か、もしくはそれよりもさらに前かに決断してるだろうから。




じゃあ他に決断した人が居ないと誰が言える?



「英語×ゲーム」というくくりの中で、


その当時に既存だった英語物語は「スタンダードな教育方針」を、鬼桃は「発音」を。

それがある状態でココセカは「+クイズ」を、コロキュアルは「乙女ゲー&声優」を選んだわけで。




とすると、例えばだけど。


その当時に「+パズル」を選んだ会社があるかもしれない。

既にあるジャンルの「幼児~小学生向け」をもっと突き詰めるメーカーがあるかもしれない。


英語物語は5年運営できて売上ランキングトップ100に入れてるし、鬼桃だって運営が変わったとはいえ3年目まで継続運営できてる。

ココセカやコロキュアルだって初動はランキング上位に行くほど売上が良い。


それだけ需要があるって事が結果論として証明されたわけだから、別に競合しない所を探さなくても既存の「スタンダード」や「発音」に大手メーカーが真っ向から勝負をかけてきてもおかしくない。





ゲームの中でも「英語×ゲーム」ジャンルは、1ジャンルとしては確立してはいるが、数年前まではどちらかというと幼児~子供向けにベネッセとかが何か出すって程度で。

大人向けの需要は「英語学習のみ」のアプリが主流、「英語×ゲーム」としての需要は未知数だったわけよ。


そこに「あれ?案外需要あるじゃん?」ってのが見えてきたら、そりゃ資本主義だもん、「んじゃオレも」っていう所は出てくるでしょ。








それに対して既存ゲームそれぞれについて「ここが心配だからこうしたら」といった事は思いはしたけど。

それこそわたしは素人だ、そんなん上から目線で論じたところで何様だよって話で。


各メーカー様や、(いるかもしれない)今後の新規参入メーカー様がそれぞれどう思って何を狙ってくるかはわたしじゃ予想するくらいしかできないけど。




いちプレイヤーとして、いちファンとして、「英語×ゲーム」業界の今後を楽しみにしていきましょうかね(´・ω・`)




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