【ピルサガ】ピルグリムサーガをやってみた

2015年05月12日Android配信開始
超本格リアルタイムアクションRPGと銘打ってるけど、どうせよくある劣化MOもしくはアクションRPGという名のぽちぽちゲーだろ。とか思ってたが、実際やってみると2D格闘ゲームに近くて良い意味で予想の斜め上をいってた意欲作。ただ時代というかスペックが追い付いてない感が・・・

個人的おすすめ度:
★★★☆☆ 普通。遊んでもいいかなって思う程度。

どんな人におすすめ?:
アクションゲームが好き&新しいもの好きな人で、シナリオをいつも読み飛ばしてる人。

---お約束・おことわり---
この日記はあくまもで個人の感想であり、実際の内容と異なる可能性があります。
これにより特定の何かしらに対する印象操作や著作権の侵害等をする意図は一切ありません。
実際の評価はご自身でダウンロードし遊んでみて確認することをお勧めいたします。
---おことわりここまで---


というわけでやってみた。

シナリオは(序盤は)1ステージ3~4チャプター構成で1チャプターが3~4戦連戦orボス戦で、こちらが全滅するまでに全勝すればクリアな方式。

Screenshot_2015-05-13-16-40-01.png

戦闘は自操作キャラ1+CPU操作キャラ2~3、対、CPU操作モンスター複数での2Dアクション、というよりシステムは2D格闘ゲームのそれに近い。
左右移動&停止が画面左右タップ、通常攻撃はオート、3種セットできるスキル&回避行動&必殺技をアイコンタップで行う、と、スマホでできるようになっている。

味方キャラは武器固定だが自キャラのみどの武器種も使えるようになっており、武器種&編成で戦略が立てられるようになっている。
ちなみに武器種は以下ざっくり説明参照。
槍&盾:メイン壁。回避行動モーションが他キャラはバックステップなのに対し唯一ガードになっている。最前線で文字通り壁役をして後衛が敵を倒すまで耐える。
剣:遊撃。攻撃のヒットストップやバックステップで攻撃をスカらせる等でダメージを受けずに前線を維持しつつ攻撃。
弓:中~遠距離職。とりあえず打っとけ。
杖:遠々距離職。CPU魔は大抵画面外にいる。
本:回復職。未使用なので不明。

敵味方ともノックバックや攻撃モーション中に攻撃することでのヒットストップ、ダウン&起き上がり後一定時間無敵があるので、いかに敵の攻撃をスカすor止めるか、いつ打ち上げて空中にいる間にどれだけコンボをつなげられるかといったような、まさに2D格闘のような思考で戦うことになる。

それに複数対複数がデフォなので。
自軍側としては、自キャラを槍盾にして確実に前線維持してCPUに殴らせる、剣で打ち上げて後ろに回りタコ殴り、自キャラを遠距離にしてCPUを犠牲にしてる間に最高効率攻撃を叩きこむことに集中する等の戦略がうまれる。味方CPUには行動方針をざっくりで指示を出すことができ、例えばやられそうになったら退避させて自分が前に出るなどといったような行動もとれ、しかも行動方針の詳細カスタマイズ機能まで実装されている。戦闘中での操作キャラ変更もでき、やる気になれば行動方針とあわせて複雑な動きをさせることも可能。
敵軍側要因としては、敵がばらけそうなのを前線維持して纏めた上でスキルを当てる、敵弓がうざったいから最速で前衛を倒すことを考える、モーション長い高威力の敵にヒットストップを重視する、など戦い方に工夫ができる。

なおシナリオとは別に協力モード(味方CPUの代わりに人間)や、育成or金稼ぎダンジョンもあり。


ホーム画面などの戦闘以外の要素としては、大概はよくあるスマホゲームとおなじ。UIは多少気になる点はあるものの使いづらいことも無くよくできている。
育成はダンジョンクリアによる自キャラレベル上げと各武器の強化。強化はよくある合成の類。
キャラガチャは無く(シナリオ入手のみか?)、ガチャは武器のみ。防具は無し。
武器は一キャラにつき同種を3つまでセット可能で武器能力分だけキャラステータスにプラスされる&武器によりアクティブスキルが決まるとともにパッシブスキル付与有り。


とまあ長くなったがゲーム説明はこんなもん。
ここからある意味本題。


で。なんだこのシナリオは。キャラ同士の会話もそうだよ。
超本格リアルタイムアクションRPGが売りなのでシナリオはどうでもいいってのか。素人が適当に書いてもこうはならんぞ。
ラスボス直前から始まるって冒頭で言った直後に主人公が戦い方を忘れたって何じゃそりゃ、ヤマカガシに噛まれて戦いもしないうちから仲間が離脱とかおまえウケ狙いでやってるとしか思えんわ。
わざと話題にのぼるようにこんなシナリオにしたってーんなら、どうせやるならエルシャダイ位に高クオリティにしろよ。
ボイスとかに金かける前にシナリオライター雇え。このシナリオでGO出した責任者表に出ろ。

グラフィックもまあいいんだけどさ、微妙に一般受けしそうに見えてしなさそうな感じだよな。
顔が特徴的だし、戦闘画面のキャラの顔と体の全体的なバランスもおかしいし。
それに事前での動画などでのふれこみでド派手なアクションを~って言ってた割には実際やると思った以上に地味なんだよね。
まあ悪くないよ、悪く言うほどではないが引っかかるなぁ。

戦闘がスマホでこれやるかって感じで好印象なんだけど惜しいんだよな。
やりこめば面白いだろうけどどうしても処理能力やら操作性やらの影響で思った通りに動かせない動いてくれないからストレスたまる。2D格闘のようにって言うけどレバー+ボタンでゲセンの筐体でやってる感じとは違うんだからそれを持ってきても現状ついてこれる人少ないと思うぞ。
特に協力プレイ。ほとんどやってないからあまり言えないがリアルタイムだしラグ関連でますますアクション要素が有名無実になりそうなのだがどうなんだ。
でアクションゲームなのにまともにアクションしきれないから、多分自キャラ槍盾+CPU杖&本かつ全キャラ打ち上げダウン属性無しスキルで固めてごり押し安定になる未来しか見えないぞ。
そうするとガチャでいい武器引いたもん勝ちになっちゃってアクション要素が死ぬっていう悪循環。

ガチャも武器のみかぁ。
個人的にはあまり不満は無いが、キャラガチャ無い&防具もアクセも無いもんだから集客能力とか収入とかが伸び悩んで安定したサービス提供に影響が出そう。
そんな中システム的にも新要素追加するのに時間かかりそうだから売上上がらず少人数運営になるとお茶濁しイベントの繰り返しorイベント無し期間が長く「やることねーぞゴルァ」で一定期間後に一気に人離れしそうだし。
ガチャの確率表記が無いのもアウト。


これ企画した人とプログラム作った人はがんばったんだろうなぁ。
でも出るのが早かった、もう少しスマホ自体のスペックが高くなってみんなに行き渡った時期で、かつ負荷軽減の為にプログラムを工夫する時間やコンテンツを充実させる時間があった状態で(なおかつシナリオ刷新されて)リリースされてたら評価は変わったかなぁとは思う。
とはいえその頃には他メーカーに先越されてるかもしれないから微妙なとこだよね。

おまけ。リセマラについて。
可能だし1~2回引くとこまでなら案外すぐなのでやること自体は容易。ただ大々容量データダウンロードが入るのでwifi推奨。事前シリアルあれば10連引くとこまでは30分ほどでいけるがシリアル無ければ10連は諦めろ。最初のガチャは☆3剣固定っぽい。
実装すぐでまだ何が強いかが手さぐりなので当たりは不明。☆5武器出たらとりあえずスタートでいいかと。欲言えば槍盾or弓が初心者に優しそうな雰囲気。

おまけのおまけ。ガチャ10連スクショ。

Screenshot_2015-05-13-16-43-05.png



「戦い方を忘れた顔だ!」

・・・(´・ω・`)




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